カウンセラーの肩書き

○×カウンセラーとした肩書きがやたら多い世の中ですが、カウンセラーと付いた職業の方々は、皆「カウンセリング」を実施しておられるのでしょうか?

私は、心理カウンセラーを名乗っていますが、心理学の世界で言うカウンセリングとは、広い意味での心理療法的な関わりを示す言葉として使われますので、多義多様に便利な言葉として利用されることには、違和感を持っているからです★

例えば、心理カウンセラーは、ご相談とカウンセリングの違いを理解することが、心理療法を扱うカウンセラーの素養として、大事な点と考えています■

つまり、ご相談はその道の専門家が自身の経験や知識によってご相談者に明確なアドバイスや知識を提供することで、解決の方法を示す役目を期待しますが、心理療法としてのカウセリングは、非指示的(アドバイスをしない)である場合が多く、解決の方法は、ご相談者(クライアント)自身が知っているとした姿勢で傾聴しますので、ご相談とカウンセリングは区別されるものと理解しているからです★

大学を出たばかりのカウンセラーが社会経験や人生経験が浅くても、心理カウンセラーを肩書きとしてカウンセリングを実施できるのも、そのような理由であるのですが、キャリヤカウンセリングや離婚カウンセリングを請け負う場合には、多少なりとも社会経験や結婚経験があった方が望ましいかもしれませんね。

カウンセラーと肩書きを持つ方でしたら、何れの職種であっても対人援助サービスであることには、違いないでしょうから、円滑な人間関係(対人コミュニケーション)には、カウンセラーの人間性や気づきなど、心理学の一部でもあるコミュニケーション術を学ぶことは、必須でないかと考えます◎