資格と役目



心の問題を扱うとした点では、医師もカウンセラーも共通しているのですが、有する資格の面からは、大きな違いがあります。ご承知の通り、医師は国家資格持っていなくてはなりませんが、カウンセラーは特に資格がなくても開業することができるからです○

もちろん、心理職にある多くのカウンセラーは、法人(省庁管轄)や学会が認定する資格を有していることが、一般的であると考えられますが、何れにしても国家資格でないため、病気を治すとした視点ではアプローチすることができないとした区別がなされているので、カウンセラーを名乗るならば医師法に抵触しないよう、最低限の知識を理解していないと、開業は難しいでしょう●訴えられないためにもね!

心の病に対して、医師(心療内科・精神科)が薬物を処方して治療にあたるのが一般的ですが、心理職にある人は、薬を出すことはできませんので、治るのはあくまでも結果で、病気にかかった人として見るのではなく、問題を抱えた人と見て、その課題を乗り越えるためのサポートをすると言って良いでしょうか?

つまり、カウンセラーは、「治す」よりも「見守る」といったスタンスで、患者(心理職にある人の多くはクライアントと呼びます)が抱える悩みを解決するために、心理療法などのテクニックを用いて、援助サービスする役目を果たしていると説明されます。